LOS ARCOS （ロス・アルコス）ナバラ
スペイン

Castellano

Euskera

Català

English

Deutsch

Française

所在地

聖マリア教会の塔

石膏質の丘のふもと、オドロン川のそばに位置する Los Arcos (ロス・アルコス) は古代ローマ時代の移住地域 Curnonium（クルノニウム） の後を継いでいます。ロス・アルコスはまず第１に「サンチャゴの道」によって、そして第２に村を通る十字路のおかげで大きく成長をとげました。ここは、 Logroño (ログローニョ) から Pamplona (パンプローナ) に抜ける街道とVitoria (ビトリア) から Calahorra (カラオーラ) への街道が交差するのです。 ロス・アルコスの歴史はワインと戦いのそれに尽きます。ロス・アルコスは人口 4,500 人の地域の行政の中心です。農業に従事する町ですが、サービス業も重要です。とりわけロス・アルコスは「サンチャゴの道」に位置しているため、この地を通り抜けてコンポステーラへの道を歩む巡礼者たちをあたたかく迎え入れる特別な役割も担っているのです。 巡礼者

何をする？

何といってもロス・アルコスの気候はその魅力のひとつです。空気は乾燥し、好天に恵まれるので自然やアウト・ドアを十分に楽しむことができます。
そのほかに、この地の「食」も魅力的です。ナバロの人たちの新鮮な生野菜や大地の恵みを使った名人料理は有名ですが、特にこの地域の郷土料理はピーマンとアスパラガスです。機会があったら、この土地特有の野菜、例えば el cardo (カルド；アザミ) や la borraja (ボラッハ；ルリヂシャ) を試してみて下さい。それから、 alubias pochas (アルビアス・ポチャス) も忘れてはなりません。どのレストランも肉料理腕は一流ですが、とりわけこの土地の伝統郷土料理である asado (丸焼き) の味の良さは疑いの余地がないでしょう。どうか食事を完全なものにするには、良質のワインとともに楽しむことを忘れないでください。私たちのワイナリーで醸造され、熟成されたナバラを代表するワインを、きっと楽しんでいただけることでしょう。

何を観る？

この美しい地域の魅力をすべて発見するには、散歩をするだけで十分です。主要な建物以外に、 La Iglesia de Sta. María (聖マリア教会) の、エスタンコのアーチや12世紀の聖マリアのアーチなど3つの紋章とともに一見の価値があります。また、街道や広場を歩き回ると、バロック様式の建物や12－13世紀の豪邸がいくつもあるのがわかります。ロス・アルコスにもまた3つの礼拝堂があります。18世紀のバロック様式の建物の Calvario (カルバリオ) と San Sebastián (サン・セバスティアン) 、それから San Blas(サン・ブラス）です。コンセプシオニスタ（奇知主義) の修道院や教会を訪ねてみるのもおすすめです。また、ロス・アルコスには Bodegas Fernández de Arcaya (ボデガス・フェルナンデス・デ・アルカーヤ) もあり、訪問することができます。

紋章の家